先日ご来院された患者様から
「歩くと股関節の外側が痛いんです。」
とご相談がありました。
お身体を拝見すると
痛みが出ているのは↓のあたり
VISIBLEBODY より引用
大腿筋膜張筋という筋肉のあたりですね。
しかし、今回の原因はこの筋肉が痛んでいるわけではありませんでした。
お身体の状態をチェックしていくと、
大腰筋という筋肉の硬さが強く出ていて、ここが原因だと考えました。
なぜ股関節の外側が痛いのに大腰筋なのか
今回の患者様の痛みのある場所には腸骨下腹神経という神経があります。
その腸骨下腹神経は上位の腰椎から大腰筋を貫いて(人により走行が異なることもある)
体幹をぐるっと回り込み股関節の外側に走行します。
おそらくこの腸骨下腹神経が痛みの原因だと考えました。
そこでアプローチする場所は今回は大腰筋というわけです。
早速アプローチしてみると
「あっ痛くないです！」と驚いた様子でした
やはり大腰筋の影響で腸骨下腹神経領域に痛みが出ていたようです。
しかし、ここで終わりではありません。
お身体の状態を考えると、股関節を動かせていないために痛みに繋がったのだと思います。
最後に
股関節を動かすエクササイズをお伝えして、今回の施術を終えました☘️
痛みのある部位の筋肉が原因じゃないケースは結構多いんです！
そういったパターンではいくらその部位を揉んでも治らない💦
ちゃんと原因を見極めたアプローチを行いたいですね！！
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
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