先日、トレーナー仲間のAさんから手の痺れが2週間ほどあって治らないから助けて💦と連絡がありました。
Aさんは、トップ選手のサポートをしている方なので、Aさんが動けなくなってしまっては一大事です!!
なんとかしなくてはいけません。。。
ところで、手の痺れってなんだか怖いですよね。
痺れは脳や脊髄、内科疾患で起こるものもありますが、神経が圧迫されていたり血流が悪くて起こることもあるんです。
今回のご相談は後者で、首や胸の硬さが原因のものでした。
特に右手の指先の痺れが強いようで、手を触ると右手の方が冷えています💦
血流が悪い証拠ですね。。。この状態では痺れも出るでしょうし、治りや疲労の抜けも悪くなってしまいます。
さらに見ていくと胸郭と呼ばれる胸や背中周りの動きが悪く、首はガチガチで鎖骨の動きもかなり悪い状態でした。
腕に向かう神経や血管は鎖骨の下を通るので、鎖骨の動きに制限があるということは、その通り道が狭くなっている状態なんです。
Aさんは首の横を弱い力で触っても痛みがあり、鎖骨も動かない、特に右の胸はかなり硬くなっていました。
いろいろと検査、確認して
胸郭の硬さ、鎖骨の動きの悪さ、首の硬さが神経を圧迫して痺れの原因になっているのだろうと考えました。
しかし、今回のケースはそんなに簡単なものではありませんでした。
腕や胸、背中もアプローチしてもなかなか、少しは緩むのですが大きく改善してこない。
こういったケースでは、他の部位が悪さをしているケースがほとんど。
そこで見つけがのが、右の腰方形筋という腰の筋肉です。
この筋肉が胸郭の動きを制限していました。始めの評価で右の骨盤の動きの悪さも気になっていたのですが、腰方形筋がその原因です。
この腰方形筋が胸郭の動きを制限し、胸や首の硬さを生み
それが腕の神経を圧迫して手の指の症状が出ていたのです。
その腰方形筋を緩めるために脚から施術をし腰方形筋を緩め、首や胸部にアプローチしました。
すると、先ほどまであった指先の痺れはなくなったようで一件落着🎶
これでまた、Aさんも全力でアスリートのサポートができますね☺️
今回のケースでは手の指の痺れが主訴でしたが、その原因を探る中で腰の筋肉が悪さをしていることがわかり
脚から腰を緩め、指の痺れを改善しました。
手の指の症状なのに脚の施術をするってなんだか不思議に思いますよね。しかし、こうやって体のバランスを整えることが大事だと考えています。
be fine鍼灸マッサージ治療院では、このように全身のバランスを考えて丁寧に治療をしています。
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