先日、患者様から
数日前に急に腰が痛くなって、腰が伸ばせなくなったんです💦
これってぎっくり腰ですか💦
と相談がありました。
保育士のお仕事をされている方で、このままじゃ仕事にならないし
歩くだけでも痛くて、前屈みで歩いていたようです。
仕事熱心で子供達からもとても愛されている方なので、子供達にとっても一大事!!
なんとかしなくてはいけませんね。
治療
さっそくお身体の状態を拝見します。
ぎっくり腰というのは病名ではないので、
痛みの原因は
関節の炎症だったり
椎間板の炎症や椎間板ヘルニア
筋膜炎など
人によって痛みの原因はさまざまなんです。
そして今回の患者様の原因はどうやら
腸腰筋の痙攣
が原因のようでした。
腸腰筋とは股関節を曲げる筋肉で腰椎から脚の大腿骨に付着する筋肉です。
![](https://be-fine-conditioning.tokyo/wp-content/uploads/2024/01/IMG_1640-473x1024.jpg)
腰痛の治療では見逃せない筋肉。
この腸腰筋
股関節の前側に付着する筋肉なのですが、痛みは腰部に現れることが多いです。
腰痛の原因が見つかったところで早速アプローチします。
。。。が
腸腰筋にアプローチしたところ、触られた時の痛みが通常よりも強いようです。
こういう時は、腸腰筋に緊張を生んでいる何か他の原因があったりします。
その原因を改善しないと、腸腰筋の痙攣はおそらく改善しないし
改善したとしてもすぐに戻ってしまいます。
それを探さなくてはいけません。
そこで筋膜のつながりを考えました。
腸腰筋と筋膜で繋がり、特に腸腰筋と関係が深いのが
後脛骨筋
![](https://be-fine-conditioning.tokyo/wp-content/uploads/2024/01/IMG_1641-472x1024.jpg)
腰痛なのに脚?
いよいよ腰じゃない場所で、一般の方には理解できないかもしれませんが
後脛骨筋と腸腰筋はかなり関係が深いんです!
おそらくこの後脛骨筋の緊張が腸腰筋に影響して
腰痛の原因になっているのだと考えました。
後脛骨筋に鍼をして緊張を緩めます。
そして、腸腰筋にアプローチすると先ほどの痛みはなくなっており
やっと腸腰筋の痙攣を鎮めることができました!!
患者様に施術前と動きを確認してもらうと
はじめに痛かったどの動きも痛みなく動くことができました😄
これで一安心🎶
最後に生活の中の注意点やストレッチをお伝えして、本日の治療を終えました☘️
患者様の笑顔も見られ、子供たちの笑顔にも繋がったかな?😄
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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